仕事や家事の途中に手のガサガサが気になってしまい、ストレスを抱える方は多いのではないでしょうか。
手荒れは一度おきてしまうとなかなか治りにくいのがとても厄介です。「ハンドクリームを塗っていれば治るでしょう」とおもう方も少なくありません。
手荒れを和らげるにはハンドクリームの使い方、手洗いの仕方、手荒れ用アイテムを使用するなど予防する方法があります。
そこで今回は、手荒れが起きる原因や症状を解説して、進行を防ぐための正しい対処法について紹介していきます。手荒れにぴったりなアイテムも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
水仕事がつらい、あかぎれ、ひびにお困りの方に。医療の現場使用のシリコーン素材。 シリコーンなので水に強い。 粘着剤不使用なので肌に安心。
手荒れとは?なぜ起きるのか
手荒れは手の甲や手のひら、指先、手首などがガサガサしたり、皮がめくれる、水ぶくれができたりといった症状があります。悪化するとかゆみやひび割れを伴う場合も多く、手湿疹とも呼ばれています。
手の皮膚は肌のバリア機能が低下することで、乾燥やアレルギーを引き起こし手の水分が失われていきます。手は皮脂腺がほかよりも少ないので乾燥しやすく、一度荒れてしまうとなかなか治りにくいのが特徴です。
もともと水仕事をする方に多くみられる手荒れは、炊事や洗濯、洗剤、ゴム手袋、消毒液などの刺激によってダメージを受け続けることで症状が悪化します。とくに手を頻繁に洗うことの多い主婦や美容師、調理師、医療関係者などによくみられます。
原因となる物質を避けない限り、手荒れの進行は治りません。
手荒れの主な症状
手荒れの症状はさまざまです。赤みやかゆみなどの炎症、湿疹が現れて、細菌感染を引き起こします。ここでは主な症状について4つにまとめました。
ひび割れ
ひび割れとは、手が乾燥して亀裂が入った状態のことです。乾燥した状態で指を曲げたり伸ばしたりすることで固くなった皮膚の表面が耐えきれず亀裂が入ります。そのため、指の関節部分に多く現れます。
あかぎれ
あかぎれは、ひび割れの症状が進行した状態です。亀裂が入った部分がさらに深まって痛みや出血が起こります。したがって、あかぎれもひび割れと同じく指関節に発症しやすい傾向にあります。
あかぎれは見た目も痛々しく、水に触れることや作業するときなどに痛みが生じるので、生活に支障をきたすとても厄介なものです。
手湿疹①:慢性刺激性皮膚炎
慢性刺激性皮膚炎は、皮膚に何らかの物質が接触することで刺激を受け炎症を起こしています。赤み、かゆみ、腫れ、水ぶくれになったりと反応はさまざまです。原因物質となるものが多岐にわたるため、日常生活や仕事をするうえで回避することは難しいとされています。
手湿疹②:アレルギー性皮膚炎
手湿疹はアレルギー反応によって起きることもあります。原因となる物質が金属や化粧品、植物の花粉など特定のものによって刺激を受けるとされているため、慢性刺激性皮膚炎のように誰にでも起きることはありません。
しかし、とある物質によって一度アレルギー反応を起こしてしまうと、肌がその有害物資に対して危険信号を鳴らすので体が記憶し、その都度炎症を起こしやすくなるといわれています。
手荒れセルフチェック
現在、あなたの手荒れがどのような症状かここでチェックしてみましょう。
- かゆみがある
- カサカサしてひび割れてる
- 皮膚が固くなっている
- 発疹や水ぶくれができてジュクジュクしている
- 皮がめくれている
- 保湿をしても繰り返す
上記にあてはまる症状があれば、手荒れが発症している可能性があります。
手荒れを予防する方法
先ほどのセルフチェックで手荒れであると認識した方は、次に解説する予防方法が参考になります。手荒れは悪化する前に早めに対処することが得策です。
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手袋をつける
接触や摩擦によって起こる手荒れは、原因となる物質を直接触らないことで避けることができます。手袋の装着は手を保護するのにとても有効的な防具アイテムです。
手袋は使用用途によって選ぶものが変わってきます。料理には使い捨ての手袋、パソコンを使用するときは綿手袋、掃除するときはゴム手袋など。
ほったらかし洗い
手荒れがひどくて、手が水や洗剤にしみて痛いときがありませんか。その場合、水に触れること自体いやになると思います。とくに食器洗いは毎日おこなう家事の中の一つで、水と洗剤どちらの刺激も受けやすい傾向があります。
そこで、ゴム手袋を使用するよりもおすすめが「ほったらかし洗い」です。「ほったらかし洗い」とは、洗い桶に汚れた食器を水につけ、食器用洗剤を入れて放置するだけの簡単な方法です。節水や短時間で洗い終えるため効率がよく、手荒れ予防にも効果的です。
保湿クリームを塗る
日頃からハンドクリームを塗って保湿ケアをおこなうことが大切です。肌のバリア機能が低下している手はうるおいが足りないため、ハンドクリームで硬くなった皮膚を柔らかくし、必要な水分を補うようにしましょう。
とくに手洗い後は、石鹸や水で皮脂を必要以上に洗い流してしまうので「洗い終えたらすぐ塗る」を習慣にしましょう。
マッサージをする
手荒れを抑えるにはハンドマッサージもおすすめです。皮膚への血行促進効果が高まり、肌の再生リズムを整えるといわれています。
さらに、手の毛細血管やリンパ管を刺激することで血液の循環を促し、冷え性やむくみも取れるなどの相乗効果も期待できます。
市販薬を塗る
忙しくてなかなか病院にいく時間がない方は、とりあえず手荒れ用の市販薬で様子をみましょう。
かゆみを抑えたい方はステロイド配合、傷ができて痛い方は抗生物質配合、手荒れを予防したい方は保湿剤配合など、自身の症状にあわせて薬を選ぶとよいでしょう。
症状が軽い場合は、病院にいかなくてもドラックストアの市販薬で和らぐ可能性もあり、一度試してから経過をみることも方法の一つとしておさえておきましょう。
手荒れは正しい手洗い方法で緩和する
では手荒れが悪化しないよう、日頃からどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
実は、毎日誰もがおこなう手洗いの習慣を見直すだけでも、手荒れの進行を抑える可能性があります。とくに一日に何度も手を洗うことが多い方は、次に紹介する手洗いの方法をぜひ試してみてください。
適切な水温で洗う
水に比べて温水は手の皮脂を洗い流してしまうので、手が乾燥し手荒れに繋がりやすくなります。水または人肌温度のぬるま湯(33?35℃)で洗うとよいでしょう。
寒い季節は、冷たい水で洗おうとするとすすぎ時間を短縮しようとして、洗い残しや石鹸が落としきれていないなど、手洗いが雑になってしまうことがあります。そのため、ぬるま湯を使って洗い残しがないように気をつけましょう。
ハンドソープは低刺激なタイプ
ハンドソープや石けんは、洗浄力が強いと手肌の必要な皮脂やうるおいまで洗い取ってしまうことがあるので、低刺激対応のものから選びましょう。
保湿成分が配合されたハンドソープを使用すると乾燥を予防してうるおいもとどめてくれます。しっかり殺菌しながらも、手荒れを軽減できる商品を選びましょう。
ゴシゴシ洗わない
洗い方にも注意が必要です。汚れをきれいに落としたいからといって、ゴシゴシこするのはNG。強い摩擦は角層を傷つけて、手荒れの悪化を進行させます。
強く洗い洗いすぎてしまう方は、泡タイプのハンドソープがおすすめです。泡をこわさないよう優しく押し当てて洗いましょう。
洗浄後は、泡が残らないようしっかり洗い流すことも忘れずに。感染症や食中毒を予防することにも繋がります。
手洗い後の保湿ケア
手をぬらす、洗う、こする、拭くという行為は、短時間で手に大きな負担をかけてしまいます。そのため、手洗い後は水分をしっかりふき取って、ハンドクリームで入念に保湿ケアをおこないましょう。
手洗いの回数が増え手荒れが気になるときは、1日に何度も繰り返しハンドクリームを塗ってケアするといいですね。ハンドクリームを使った正しいケア方法は次の項目で詳しく紹介していきます。
手洗い後はハンドクリームで手荒れケア
手荒れが気になり出したら、まず最初に試してみるケアはハンドクリームではないでしょうか。ここでは、ハンドクリームの正しい使い方と選び方のポイントについて紹介します。
ポイント1 上手な塗り方
さて、実際に塗るとなるとハンドクリームの適量はどの程度のものでしょうか。もし少量ですませている場合は、うるおい不足で結果的に手荒れを繰り返していると思います。商品にに記載してある適量をしっかり確認したうえでハンドクリームを使用しましょう。
- 手のひらにハンドクリームを適量のせて、両手でこすりながら伸ばす
- 自身の肌の温度でクリームを温めて、手の甲にじわっとなじませる
- 指のつけ根から指先まで、両手をクロスするようにこすりながら伸ばしていく
- 指先、爪まわりなどは円を描くように一本ずつ丁寧に塗る
- 手首までしっかりなじませる
おろそかになりがちな、指の間や指先、爪まわり、手首など隅々までしっかり塗りましょう。
塗り終えたら綿の手袋で保護してあげると、クリームが浸透してさらに手がしっとりします。寝る前に着用すると、その時間にたっぷり保湿成分が吸収されて、朝起きたら手荒れがやわらいでいることも期待できます。
ポイント2 配合された成分をチェック
ハンドクリームは手荒れの状態によって、効果がある成分が配合されたものを選ぶようにしましょう。
グリセリン:肌にバリアを張り、水分の蒸発を防いでくれるため乾燥対策におすすめ
ヒアルロン酸やセラミド:手荒れがひどい方に向いている
グリチルリチン酸:ひびやあかぎれなどの炎症を鎮める抗炎症成分が配合されたもの
尿素やヘパリン類似物質:かゆみが気になる方におすすめ
そのほかに、ビタミンC/Eなどのビタミン類は血行促進効果があるので、傷の治りをサポートするといわれており、ビタミン類が配合されているかもチェックするとよいでしょう。
ポイント3 使うタイミングにも配慮したテクスチャー
スマートフォンやパソコンを触ったり、家事などの作業でハンドクリームのベタつきが気になる方もいると思います。その場合、日中はさっぱりした乳液やジェルタイプのものにして、就寝前は高保湿のものでしっとりタイプのクリームでケアをするなどして使い分けるとよいでしょう。
気になる手荒れをサポートするアイテム
ここまで、手荒れにはさまざまな予防方法があることがわかりました。そこでぜひおすすめしたい商品が、テンダーセンスの「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」です。
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しっかり防水
指先にピタッと密着するので防水性に優れています。食器洗いや洗濯などのつらい水仕事も楽に作業できます。
肌にしっかりフィットするシリコーンが使われているので、浸水を防ぎ水にも強いため、シャンプーをするときや入浴のときにも使用できて、ストレスなくお風呂の時間を楽しめます。
また自己粘着素材なので、付けたり外したりを繰り返して使えるのも魅力的です。水に濡れても乾かして使えるので衛生面も配慮された商品といえます。
手荒れでお困りの方に
「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」は、粘着不剤使用のため肌に優しいのも安心して使用できるのがポイントです。自然な肌色で肌と馴染むので手元が見られる職場でも目立ちにくいのが特徴的です。
指先を出して巻くと、スマホやパソコンなど細かい作業も楽にできるので、操作しても反応しないというストレスから開放されます。
ただし、ひびやあかぎれで出血がひどい時の手荒れには、直接患部に巻かず絆創膏の上から使うようにしましょう。
伸縮性に優れたシリコーン
「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」は、医療現場でも使われる独自配合素材の「タフシロン」で安心安全のシリコーン素材です。厚さ0.5㎜と薄型設計で、ストレッチもしっかり効いて伸縮性が高いです。そのため指の関節にしっかりフィットするので、曲げ伸ばしもしやすく動いてもズレにくいのが特徴です。
また、傷や炎症を起こしている部分だけ付けたいという方も、お好みの長さにカットできるので自由自在に調整可能です。柔軟性もあるため、小さい小指や太い親指などどの指にもピタッと密着して外部からの刺激を軽減します。
手荒れにおすすめのシリコーンテーピングを使ってみた!
水仕事がつらい、あかぎれ、ひびにお困りの方に。医療の現場使用のシリコーン素材。 シリコーンなので水に強い。 粘着剤不使用なので肌に安心。
では実際に「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」を使ってみた感想を紹介します。
慢性的な手荒れに悩んでいたので、皮膚科で保湿用のクリームを処方してもらい愛用しています。塗ったあといつもベタつき感が気になって、作業が中断してしまうことが悩みでした。
今回は「保湿」「テーピング」「お掃除」「パソコン作業」など、多様な用途で使い勝手を試してみました。
【保湿編】
綿の手袋を装着するときは、指先に到達する前にクリームが途中で取れてしまうのですが、「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」は塗った部分に直接ピタッと巻けるので、クリームが取れる心配がなくなりました。
さらに、2?3時間後テーピングを剥がしてみると、指がしっとりして保湿力もアップ。
【テーピング編】
右手の中指の第1関節と第2関節あたりが、とくに乾燥がひどくなります。手荒れを放置していると、ひび割れを起こしたり出血するときもあって、指の曲げ伸ばしがつらいと感じるように。
伸縮性のある「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」は、指の付け根から第1関節までグルグル巻きつけてしっかりガードしてくれます。つけ心地も満足です。ピタッと密着するのに締め付け感を感じさせないのがまた高評価。
また仕事中は指先をみられることが多いので、肌色に馴染んで目立たないのも嬉しいポイント。つけているのも忘れてしまうくらい自然に馴染んでいます。
【お掃除編】
「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」はお風呂や洗面台のお掃除をするときも大活躍!
洗剤でゴシゴシ洗っていても手荒れでおきた傷口もしみないんです。ピタッと密着したシリコーンが水を弾いてくれて濡れることもないので、スムーズにお掃除できちゃうのでストレスが減りました。
手袋では掴みにくいホコリや髪の毛も、シリコーンテーピングなら部分的に巻いているだけなので、指先を使って細かい作業も楽々。
【パソコン編】
休みの日や空き時間によくパソコン作業をします。指紋認証やタイピングで使われる指先は常にさらした状態にしたいのが本音。
そのうえ、動いてもズレずに指の曲げ伸ばしも自由自在に扱いたいというわがままを「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」は叶えてくれるんです。
これは、パソコンだけでなくスマホやiPadも使うときも同じことが言えます。一度シリコーンテーピングの効果を実感すると、もう頼らずにはいられません。
短時間でこれほどまでにメリットがあるなら、毎日使うと手荒れの状態も回復するのではと思い、これからも続けていきます。
※上記は全て直接患部に巻かず、絆創膏やガーゼの上から使用しています。
まとめ
手荒れはひどくなる前に対策を立てることが重要です。今回紹介した手荒れ予防方法のおさらいを次のとおりにまとめてみました。
- こまめに保湿ケアをする
- 手洗いは水温に気をつけて優しく洗うことが大事
- ハンドクリームは指の間、指先、爪まわり、手首など隅々までしっかり塗る
このように、セルフケアで手荒れ対策をたてることは誰にでも始められます。
普段のケアとあわせて、今回紹介した「ピタッと巻けるシリコーンテーピング」をぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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